【過払い金請求】アイフルの評判・口コミ

【過払い金請求】アイフルの評判・口コミ

【アイフルから過払い金請求する場合の事務所の選び方】

「アイフルからの過払い金請求の返還目安とポイント」

アイフルは以前、約28.35%という非常に高い金利で貸付をしていました。2007年8月1日以降の新規取引は法律事を改定していますので、それ以前に取引があった人はアイフルとの過払い金請求ができる可能性が高いです。

名のある大手消費者金融のなかでも唯一、アイフルだけは銀行系の資本ではない消費者金融となっています。アイフル側からの和解案では元本の3~5割を提示してくるケースが多くあります。こちら側が満額回収や過払い金の額を多くしたい場合は、訴訟が必要になります。

アイフルは、過払い金の返還額を3割~5割を提示してくるのに増して、訴訟で支払い判決が出た時にはかなり高い確率で控訴してきたり、移送申立などこちらが嫌がる時間稼ぎなどをしてきたりするようです。

【アイフルに対し過払い金請求をした場合、解決までにかかる時間の目安】

・全体の平均回収期間7.5ヶ月

・第1審終了事案の平均回収期間6.8か月

・控訴された事案の平均回収期間11.6か月

・控訴される割合12.7%

・回収期間が1年を超えた事案の割合4.8%

・第1審平均審理回数2.8回

・控訴審平均審理回数1.07回

他社と比べると、やはり時間稼ぎなどをされる為か少し時間がかかるように思われます。

【アイフルで過払い金請求をした人の口コミ】

◆「ある事故から、家族と私の入院費用の工面に消費者金融からの借金を10年以上続けており、限界が来ていました。毎日悩んでいた時に過払い金請求のことを知り、アイフルの80万円と他5社で合計520万円以上の過払い金が戻ってきました。」

◆「平成不況による給料の大幅な減額で、借金返済のためにまた借金をするという無限ループに陥っていました。最後には、苦しい中から少しずつ蓄えていた財形貯蓄を解約し、なんとか借金を返済し終えました。ある時、過払い金請求ができることを知りすぐに専門家に依頼したところ、アイフルの50万円をはじめ合計で180万円弱を取り戻せました。以前に解約してしまった財形貯蓄分をもう一度出来るなんて夢みたいです。」

【アイフルに過払い金をする場合の注意点】

アイフルは2007年新規契約以降から上限金利を引き下げています。2007年以前にアイフルと取引がある人は利息を払い過ぎている可能性が高いです。個人差はありますが、和解で30%~50%の回収率が大体の相場とされております。アイフルは銀行資本ではなく独立系の消費者金融業者となっており、一般的な銀行系列より和解案が低く、訴訟が必要になる場合がございます。

【アイフルと、アイフルからの過払い金請求の特徴】

◇経営状態は少し不安定

◇話し合いだけだと約3割~5割程度しか過払い金が返還されない

◇裁判で時間稼ぎをしてくるので決着(返還)までに時間がかかる

大手消費者金融のなかで唯一、銀行系のバックがついていない「独立系」の消費者金融なのがアイフルの特徴です。銀行系列の消費者金融であるアコム、プロミス、レイクと比べると、どうしても経営は不安定になるので過払い金請求の対応はあまり良くありません。こちらが依頼すると、かなりの確率で減額和解を迫ってくるので、満額回収したいなら相応の時間と手間がかかります。

自分でアイフルに過払い金請求するのには根気も必要です。時間と労力が尋常でなくかかることを考えると、あまり余裕がない方は多少の費用がかかっても専念の弁護士や司法書士に依頼することをおすすめします。

【過払い金が返還されるまでの回収率と期間の目安】

「アイフルの過払い金請求を専念の弁護士・司法書士に依頼した場合」

◇話し合いによる交渉の場合

・回収率40%

・返還されるまでの期間2ヶ月

◇裁判した場合

・回収率70~100%

・返還されるまでの期間4~8ヶ月

弁護士や司法書士の交渉力によって差が出ます。個人で過払い金請求した場合は更に厳しい結果になるでしょう。

アイフルに裁判を起こした場合、本人へ直接裁判所から郵便物が届くので、同居している家族などに知られたくない方は事前に注意しておきましょう。

【過払い金請求するメリットとデメリット】

◇完済していて過払い金請求する場合のメリット

・過払い金が戻ってくる

アイフルとの借金が完済した人が過払い金請求する最大のメリットは、利息が戻ってくることです。アイフルの利息を長いあいだ払っていた人は過払い金が多く発生している可能性があります。

◇アイフルに完済していて過払い金請求する場合のデメリット

・アイフルから新規の借入れができなくなる

借金をすでに完済している状態で過払い金請求をするならデメリットはほとんどありません。1つだけ上げれば、今後アイフルからお金を借りられなくなるくらいです。

◇完済後の過払い金請求する場合の注意点

・過払い金請求の時効に注意

過払い金請求には完済した日から、以降10年間までという時効があります。アコムからお金を借りていて、すでに完済している人で過払い金請求の手続きをしようとしている人はお早めに手続きをしましょう。

【返済中に過払い金請求するメリットとデメリット】

◇返済中に過払い金請求するメリット

・アイフルの借金が減り完済が早くなる

・戻ってきた過払い金で借金がなくなる場合もある

返済中に過払い金請求する一番のメリットは、アイフルからの借金が減り完済までが短くなることです。戻ってきた過払い金が残りの借金よりも多かった場合は、借金がなくなるどころか手元にお金が戻ってきます。戻ってきた過払い金と同時に完済できた場合は、ブラックリストに載ることはありませんので安心してください。

◇返済中に過払い金請求するデメリット

・戻ってきた過払い金で完済できなかった場合、ブラックリストに載ってしまう

返済中に過払い金請求した場合、戻ってきた過払い金で残りの借金がそのままなくなれば完済したことと同じです。

しかし、戻ってきた過払い金よりも借金のほうが多く、借金が残ってしまった場合、ブラックリストに載ってしまいます。ブラックリストに載ると5年間は新たな借入れができなくなりますので、クレジットカードは使えなくなり住宅ローン、車のローンの審査にも非常に不利になります。

【アイフルに過払い金請求する時に、かかる費用】

◇過払い金請求時の裁判費用

過払い金請求での裁判を起こすには、専門家に依頼する場合、依頼せず自分でやる場合に関わらず裁判費用が発生します。以下は裁判費用にかかるものです。

・印紙代

裁判を起こすために、裁判所へ支払う手数料のようなものです。請求する過払い金の額により、その都度金額が変わります。

・郵便費用

裁判所が連絡する際に使う切手代であり、余ったら後で返還されます。各裁判所によって金額が違いますが、大体6,000円前後と見積もっておけば間違いないでしょう。

・代表者事項証明書の発行の際にかかる費用

アイフルの代表者が、商業登記簿に登録しているかどうかを確認するための書類です。発行手数料は600円になります。

◇アイフルでの過払い金請求を、専門の弁護士や司法書士に依頼した時の費用

・基本報酬(定額報酬)

基本報酬(定額報酬)とは、貸金業者1社につき発生する費用の事です。相場は貸金業者1社あたり、約2万円~3万円程度です。

・成功報酬(解決報酬・過払い報酬)

成功報酬(解決報酬・過払い報酬)とは、取り戻した金額に応じて支払う費用の事です。大体は取り戻した金額の20%程度で上限が定められており、裁判をするかしないかで変わります。

話し合いで解決した場合⇒返還される過払い金額20%裁判で解決した場合⇒返還される過払い金の25%

・減額報酬

返済中の過払い金請求をした際に、借金を減額したときに発生する費用の事です。相場は減額した金額の5%~10%ですが、事務所によってはかからない時もあるので事前に確認しましょう。

・専門の司法書士や弁護士に支払う交通費や日当

代理で弁護士などに出廷してもらうあたり、日当や交通費がかかる事務所があります。発生しない事務所も多くありますので確認が必要となります。

【過払い金請求する方法・手続きの流れ】

アイフルに過払い金請求をする際には、自分でやる場合でも専門家に依頼する場合も、同じ手順で手続きすることになります。専門の弁護士などに依頼した場合、手続きを代理でやってもらえるので基本的には過払い金の振込みを待つだけですが、一体どのような流れで手続きがされていくのか知っておくと安心ですね。

弁護士や司法書士がアイフルに取引履歴を請求する約1ヶ月かかります。他社と比べて、アイフルに関しては個人で取引履歴を請求した方が、約2~3週間早いようです。そのため、専門の弁護士や司法書士に依頼する人で少しでも早い回収を希望の方は、取引履歴を自分で請求し、それをそのまま依頼する事務所に持参すると手続きより早くなる傾向にあるようです。急いでいなければ、全てを専門の弁護士や司法書士に任せるのも良いでしょう。

◇個人で過払い金を請求する場合、1割~3割での和解をアイフルから提案される件に注意

本人がアイフルに取引履歴を取り寄せる際、アイフルの担当者から低い金額での提案がされるようです。

こちらがその金額で納得できれば、弁護士や司法書士を通さずに和解することもできますが、一度和解書に捺印してしまうと、やっぱり金額に納得がいかず再度請求する際に不利になる事があるのでご注意ください。

「とりあえず取引履歴を開示してもらってから考えたい」とアイフル側に伝えて、取引履歴を取得したあと、弁護士や司法書士に相談するのが唯一の策です。

◇過払い金の引き直し計算をする

取引履歴を取得したら、利息制限法で利息を再計算します。これを「引き直し計算」といい、この計算によってどれだけ過払い金があるか分かります。

◇アイフルに過払い金請求する

引き直し計算で過払い金がどれ位あるか判明したら、アイフルへ「過払い金返還請求書」を送ります。送った証拠を残すため、「内容証明郵便」で「配達証明」をつけて郵送します。

◇アイフルと交渉する

アイフルに過払い金返還請求書を郵送したら、まずは電話でアイフルの担当者と交渉します。話し合いでの交渉だと、戻ってくる過払い金は約4割から5割程度が限界です。金額は少なくても良いのでいち早く返してほしい人は、電話の対応のみで和解してもいいかもしれません。

◇アイフルに対し過払い金請求の裁判をする

電話で提示された金額に納得できなければ、アイフルに対し過払い金請求の裁判を起こします。アイフルはほんの少しでも過払い金の返還期日を遅らせようと、色々な手を使い時間稼ぎをしてきます。これといった争点がなくても、ゆっくりと、または突然に減額交渉をしてきます。非常に根気強い対応が求められます。

下記はアイフルが裁判で時間稼ぎに使う、主な手段と争点です。

・移送申し立て

裁判を起こした裁判所が、アイフル本社のある京都以外だった場合に、アイフル本社のある京都の裁判所で争いたいという面倒な申し立て。ほぼ、アイフルの移送が認められることはありませんが、結果的に裁判の期日が増えて時間が長引く可能性があります。時間的に面倒にさせて諦めさせようという作戦です。

・控訴

第1審に対して不服申し立てをすることを控訴と言います。第1審でこちら側の勝訴判決が出た後にアイフルが控訴すると、引き続き裁判が継続するという面倒な事になるので、これもまた裁判期間が長引くことになります。

・債務不存在の確認訴訟

過払い金請求をする裁判に対して、一定額を超えての過払い金は存在しないという訴訟。この場合、本人宛に直接郵便物が送られるので注意が必要です。

・調停の申し立て

アイフルが裁判所の調停委員を介し、こちらと直接和解交渉をしたいと申し立ててくる事です。もちろん断ることもできますが、それにより審理の期間が長引く事もあります。そして、これもまた本人宛に郵便物が直接送られてくるので注意してください。

・答弁書、準備書面

こちらの過払い金請求裁判に対する、アイフルの反論書面です。アイフルはこれらを細かく出してきたり、一度結論が出ている論点を更に蒸し返すような主張を繰り返したりして、非常に嫌らしい時間稼ぎをしてきます。

・遅延損害金の主張

取引のなかで1日でも返済の遅れがあると影響します。アイフル側は1日でも延滞があると、その後の取引につき遅延損害金の利率で過払い金の引き直し計算を主張してきます。長い延滞がある程大幅な減額計算となってしまいます。

・取引の分断の主張

取引途中に空白期間がある場合は、取引の分断を主張されるケースがあります。アイフルから複数回に渡って借入と完済を繰り返している場合、それらの取引が一連か分断かが非常に重要な点になります。それにより古い取引の時効が成立したり、過払い金の金額が変わったりするため、そこを争ってくるのです。

これら全てを行ってくるのは、卑怯、とまでは言いませんが何とも言えない気持ちになりますね。

◇アイフルから過払い金が返ってくる

アイフルの裁判では、1審で勝訴しても大体は控訴されます。判決に不服があって主張を認めさせたいというより、単なる時間稼ぎではという要素が大きいです。控訴されると、控訴審の第一回期日までに約3カ月程度かかることもあり、半年程かかってしまいます。ですが、最近のアイフルの傾向として、控訴審の判決が出てからの支払いが徐々に多くなり、大体は判決後1ヶ月以内に支払われる場合が多いようです。

【最近のアイフルの会社経営】

チワワをつかったコマーシャルで非常に有名になった、「どうする?アイフル」のキャッチコピーと共に有名となったアイフルですが、2006年に余りに酷くずさんな取立方法や営業活動が問題視されて、国から業務停止処分を受けたことにより失速し、貸金業法の改正に伴い金利を引き下げたことによって収益が激減しました。累計3000億円の赤字を計上し、2009年(平成21年)には「事業再生ADR」の申請までした。

「事業再生ADR」とは、第三者機関の仲介のもとで債権者に対して、債務の返済の猶予などを交渉するという私的整理手続きの1つです。現在、アイフルの財務状況はあまりよくありません。

プロミス、武富士やアコムと同様に消費者金融の中でも、多くの利用者を獲得し現在も存続し営業しているアイフルは、他の消費者金融大手が銀行系の資本を受けている中で唯一独立して経営を行っています。

銀行系の資本を受けていないアイフルですので、早めに過払い金請求を行うことが求められます。本来支払う必要のなかった「自分のお金」という事を肝に命じ、少しでも多く返還できるように参考にして下さい。

アイフルのグループ企業には凍結子会社にクレジット、信販を行うライフカード株式会社があり、事業者ローン、不動産担保などを行うビジネクスト株式会社があります。

2016年2月の決算事業報告によりますと、直近3か月の計上利益は前年同期に比べ50%以上減少しており、売上営業利益率も約20%から10%と、半分以上低下しているのです。消費者金融で独立系最大の武富士が倒産したように、アイフルも倒産のリスクを秘めていますので、経営状況は決して良くない事だけは理解しておいてください。

【結果的に、アイフルからの過払い金請求はどうすべきか?】

調べた結果、専門の弁護士や司法書士に依頼するのが「確実」で、「素早く」、そして「安全」に過払い金が戻ってくるでしょう。懸念すべき点は、アイフルが非常に芳しくない経営状態であるという点です。考えられる最大の失敗案は、個人で請求をして、アイフル側からの時間稼ぎにより約1年待っている間に倒産される事です。武富士が倒産した際に、一体どれ程の人が過払い金を取り戻せなかったのか、それは想像を絶します。元も子もなくなる前に、いち早く専門の弁護士や司法書士に依頼し、素早く過払い金を取り戻せる事を心から願います。

【アイフル会社概要】

商号:アイフル株式会社社

本社所在地:京都府京都市下京区烏丸通五条上ル高砂町381-1

資本金:1,433億2,400万円

貸金業者登録番号:近畿財務局長(10)第00218号

その他:ライフ、ライフカード、ビジネクスト、シティズ

事業内容:消費者金融業、不動産担保金融事業、事業者金融事

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