【過払い金請求】レイクの評判・口コミ

【レイクから過払い金請求する場合の事務所の選び方】

レイク（新生フィナンシャル）は2007年12月2日以前まで、29.2％という高金利でお金を貸し付けていました。2007年12月2日以前までに利用していた方は、過払い金請求の対象となります。

大手消費者金融の中の一つであるレイクは、過払い金請求への対応が良く回収率は、9割～ほぼ満額といった結果になるケースが多いようです。早い回収となれば2～3ヶ月という期間で、全く問題なく和解になる事があります。

ただし、これはあくまで「専門の司法書士や弁護士事務所」などに依頼した場合になります。司法書士や弁護士に依頼せず自分で過払い金請求をした場合、どうしても回収率は低くなってしまい、更に返還されるまでに約半年以上もかかるケースがありますのでその点には注意してください。

そしてもう一つ注意する点として、レイクは「平成5年10月より以前の取引履歴を開示してくれない」という事を忘れないでください。というのも、現在の母体である「新生位銀行」やそれ以前の「米国GE」などが関与していない時代であり、それ以前の取引履歴を破棄していることから開示をしてくれないという事になります。過払い金請求の時効は10年までという事もありますので、平成5年以前の取引履歴を必要とされる方はほとんどいないとは思いますが、必要となる場合は「推定計算」をすると過払い金を回収することもできますので、詳しくは弁護士や司法書士に相談すると良いでしょう。

【レイクと裁判をした場合の解決までの目安】

・全体の平均回収期間7.5ヶ月

・第1審終了事案の平均回収期間6.8か月

・控訴された事案の平均回収期間11.6か月

・控訴される割合12.7％

・回収期間が1年を超えた事案の割合4.8％

・第１審平均審理回数2.8回

・控訴審平均審理回数1.07回

【レイク（新生フィナンシャル）に対する過払い金請求の口コミ】

◆Hさん「過払い金請求は面倒と思っていましたが、たまたまみかけた事務所に相談してみたところ、本当にあっけなくお金が戻ってきました。これまでの債務が完済できたし、それ以上にお金が戻ってきて本当に感謝しています。あまりの感激で個人的に弁護士の方にお礼を直接言いに行った程です。」

◆Wさん「30歳の頃から入院などを繰り返し、生活費の為にレイクカードを作り利用を始めるようになりました。月々15,000円で支払いを続けていましたが、利息の返済が大きくて15,000円の返済では全く減らずに毎日どうしようか迷っていました。結局借りては返してを繰り返し46歳の頃にレイクの支払いが終えて、30万以上過払い金が戻ってくるなら請求をしようと決断しました。専門の弁護士事務所の方に依頼した結果、2度目の裁判前に和解が成立し、レイクから約120万円の返還を受けることができました。30万円位戻ってくれば良いと思っていましたが、120万円も戻って来たので本当に嬉しかったです。」

【レイク（新生フィナンシャル）について】

2008年に買収した、「GEコンシューマー・ファイナンス株式会社（2009年に新生フィナンシャルへ変更）」が行っている消費者金融「レイク」について、2011年10月1日から「レイク」の商標や自動契約機または人員を譲受し、「新生銀行」のカードローン商品とする事を2011年6月22日に公の場で発表した。

新生フィナンシャルの「レイク」では貸金業者として、国から貸金業法の規制を受けるが、銀行カードローンでは銀行法での貸付となるため総量規制の対象外となりました。

【レイクに対する過払い金請求の特徴】

・新生銀行グループで経営状況は今も安定している

・過払い金請求の対応は他社と比べ非常にスムーズ

・過払い金の返還期間は比較的早い

レイクは現在までにそのブランド名を残したまま何度か社名が変わり、現在は新生銀行グループに属する「新生フィナンシャル」という会社名で、銀行カードローンのサービスを行っています。お聞きした方もいると思われる「ほのぼのレイク」で親しまれたレイクですが、現在は新生銀行カードローンのレイクに生まれ変わりました。

旧コーエークレジット　→　各社合併の影響で請求先はレイク

旧GEコンシューマーファイナンス　→　過払い金などの請求先はレイク

新生銀行カードローン　→　最近のカードローンには過払い金は発生しません

【過払い金請求を専門の弁護士や司法書士に依頼した場合】

◇話し合いによる任意交渉の場合

・回収率の目安　80～90％

・返還されるまでの期間　2か月

◇裁判をした場合

・回収率の目安　100%＋過払い利息5%

・返還されるまでの期間　3～5ヶ月

◇自分でレイクに過払い金請求した場合

個人でも過払い金請求は出来ますが、大体は5割から7割程度の和解案になり利息分も無視されてしまうので、専門の弁護士や司法書士などに相談したほうが回収率は俄然高くなるでしょう。

【レイクに対し、過払い金請求する際のメリットとデメリット】

◇完済していて過払い金請求する際のメリット

・レイクからお金が戻ってくる

完済後にレイクへ過払い金請求をする際のメリットは、払いすぎたお金がレイクから戻ってくるという事です。完済後であればブラックリストに載る心配もないので、完済したあとレイクに対し過払い金請求するデメリットはほとんどないと言えます。

◇完済していて過払い金請求する際のデメリット

・レイクからお金を借りられなくなる

レイクに対し過払い金請求をするとレイクのカードがそのまま解約となり利用出来なくなり、レイクから新たに借入れが出来なくなります。ただし、完済後の過払い金請求であればレイク以外の貸金業者からは借入れが出来るので、クレジットカードなども持つことが出来るのでご安心ください。

◇返済中に過払い金請求するメリット

・レイクへの借金が減り、より早く完済に近づく

・戻ってくる過払い金が多かった場合、レイクの借金が完済して余った分は更に手元へ戻ってくる

返済中に過払い金請求するメリットは、借金自体が減ることです。過払い金が現在の残りの借金額より多かった場合、借金はなくなり余った分は手元に戻ってきます。毎月の返済が厳しい状況の方は、返済中にこそ過払い金請求を検討してください。

◇返済中過払い金請求するデメリット

・レイクに借金が残った場合はブラックリストに載ってしまう

返済中で過払い金請求した場合に借金が残ると「債務整理（任意整理）」という扱いになるのでブラックリストに載る事になります。ブラックリストに載ると一定期間は新たな借入れが出来なくなり、クレジットカード審査やローン審査にも影響が出ます。ブラックリストに載る期間は約5年程度と言われてます。返済中に過払い金請求したとしても、戻って来た過払い金で残りの借金が完済すればブラックリストに載ることはありません。レイクから取引履歴を取り寄せて、利息の引き直し計算をすれば過払い金の金額が出ますが、専門の司法書士や弁護士であれば無料で引き直し計算などをしてくれますので、是非検討してみてはいかがでしょうか。

【他社とは全く違う、レイク特有の過払い金請求の注意点】

◇取引の分断を主張してくる

「取引の分断」とはレイクから借りて完済した後に、その次の借入れまでにある空白期間の事を言います。レイクは1回目と2回目のキャッシングを別契約だと主張して来ますので、1回目の取引の完済時点から10年以上経過している場合、それは既に時効が成立しているとして、過払い金の返還に応じようとしません。このような場合は裁判で争う争点の一つとなります。

◇レイクからの取引履歴の未開示問題

1993年以前からレイクと取引があった方のみが対象となります。レイク側の説明によると1993年以前の取引履歴は既に破棄してしまったとのことです。裁判を起こしたとしてもレイク側は全く開示に応じません。未開示部分の過払い金も請求したい場合には、推定計算と呼ばれる特殊な計算方法で対応することもありますが、ほとんどは裁判所の判断に委ねることになります。昔からレイクと取引がある人は、専門の弁護士や司法書士に任せた方が良いと思われます。取引履歴を全く開示しないと言う事は、全てを開示するとレイク側がどれだけの事をしてきたかが分かりそうですが、今のとこは既に破棄してしまったとの事なので、諦める他はないかもしれません。

【レイクについて詳しく】

レイク、現在は新生銀行グループに所属する銀行カードローンのサービスの一つです。新生銀行グループに買収されるまでは、外資系大手のGE（ジェネラル・エレクトリック）の金融部門が展開する消費者金融サービスでした。

レイクの過払い金請求の対応は消費者金融業者の中でも群を抜いて一番良かったのですが、2014年に日本GEとの損失補償契約を終了したことにより、和解交渉にて減額をしてくるようになりました。話し合いだけの交渉だけですと、過払い金の満額を回収するのは難しいと思われます。

　

テレビに良く出ている菜々緒さんやAKB48などを起用し、遠くからでも映える緑色の看板が非常に印象的な新生フィナンシャルカードローン（旧レイク)は、他の大手の消費者金融に負けず劣らずで知名度も高く、利用された方もかなり多く上るでしょう。

【新生フィナンシャルカードローンの会社概要】

事業内容：パーソナルローン（消費者金融）、信用保証

所在地：〒101-0044東京都千代田区外神田三丁目12番8号住友不動産秋葉原ビル

【レイクの会社概要】

商号：新生フィナンシャル株式会社

本社所在地：東京都千代田区鍛冶町一丁目7番7号 スワン東京ビル

資本金：915億1,815万282円

貸金業者登録番号：関東財務局長(6)第01024号

関連：シンキ、アプラスフィナンシャル、新生カード、GEコンシューマーファイナンス(旧社名)